「偽装請負」、これはIT業界全体が抱える問題で、多くのIT企業では、慣習として偽装請負や二重派遣が多いのが実態です。 IT業界をよく知れば知るほど、法律が実態に合っていないと思いますが、現時点では実態に合わせてはくれないようです。 そのため、多くのIT企業では、違法状態だと分かっていながら偽装請負、二重派遣を行っていますが、この状態だと労働局や労働基準監督署からの指導が入ることは間違いない上に、健康問題など何か問題が発生した場合に負う法的リスクが大きくなってしまいます。 賠償問題に発生すると、企業の負担する金額が「億」にまで達する場合もありますので、早急な対応が必要です。 元請企業の協力が無ければ完全な対策は難しいのが実情ですが、当事務所では、偽装請負を減らし、企業の負う法的リスクの削減を可能な限りお手伝いいたします。
まずは、お気軽にお問い合わせください。 |
まず、偽装請負のパターンについての確認です。偽装請負のパターンは色々ありますが、典型的なものとしては、偽装請負の代表的なパターンである「派遣型」をはじめ、「責任者不在型」、「スーパーバイザー型」、「混在型」、「一人請負派遣型」などがあります。 では、これらについてその特徴と問題点を見てみましょう。
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偽装請負の他に、IT業界多い、二重(多重)派遣の典型的なパターンについてその特徴と問題点をご紹介します。
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上記のように、偽装請負のパターンはたくさんありますが、どれをとっても適正な請負とは決定的な違いがあります。 それは、 「請負会社の社員に対して、発注元の社員が業務について直接指揮命令を行っている」 ということです。 この決定的な違いがあるために、この状況は「単に、請負会社から発注元に対して、労働力だけを提供している」と判断され、是正勧告を受けるということになります。 この判断は、各現場ごとに事情を見て判断されるため、偽装請負を隠すために、表向きは単純に直接の指揮命令が無いように見せただけでは、適正な請負とは言えず、是正勧告を受けてしまいます。 |
では、請負が適正な請負とは判断されるためには、どのような要件を満たせばよいのでしょうか? その基準について、厚生労働省は、「昭61.4.17労働省告示第37号」で以下のようなポイントを明示しました。
なんだか、いろいろと難しいことを書いてあって、よく分からない! そう思う会社も多いと思います。 細かいところを省いて簡単にまとめるとこんな感じです。 「請負業者が雇った労働者を、請負業者が管理の下、指揮命令を行って、業務を完結させる。更に、業務を行う際に必要な機械工具などを請負業者が用意すること(お金を払って借りても良い)。」 しかし、実際にはこんな簡単なものではなくて、現場ごとに事情が異なるので、非常に細かい点に注意をする必要があり、対応はバラバラです。 じゃあ、どうすればいいの? ということになりますが、対応は簡単ではありません。 そんな会社のために、当事務所では「偽装請負・偽装派遣の適正化」をお手伝いしております。 各会社、各現場の事情に合わせて、当事務所のノウハウを全て使い、適正化を実現するべくお手伝いをします。 まずは、お気軽にお問い合わせください。 元請企業の協力が無ければ完全な対策は難しいのが実情ですが、当事務所では、偽装請負を減らし、企業の負う法的リスクの削減を可能な限りお手伝いいたします。 |
各事情により、早く解決することもあれば、もっと多くの時間が必要になる場合がありますのでご注意ください。 |
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偽装請負の適正化内容は会社の規模、会社の方針や各種事情によって大きく異なります。 そのため、この場でズバリの金額を明示することができません。しかし、およその金額が分からなければ不安だと思いますので、料金の目安を記載しています。 実際にご依頼をいただく前に、一度打合せを行い、お見積もりを作成いたしますので、安心してお問い合わせください。
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